パソコン画面の明るさ調整について(Windowsの場合)
高齢者だけ!という訳ではないけど、パソコンを買ってきて「設定」は買ってきたままのデフォルト(初期設定状態)で使っている方がいます。例えば、ディスプレイの明るさをフルの明るさで使っていると周りの明るさによっては眩しく目には辛いことになります。
先日も高齢者ユーザのところに訪問サポートに行った時のことです。メガネに重ねて使うサングラスを(上向きでしたが)していました。部屋の中でサングラスは変だと思い「目の調子が悪いのですか」と尋ねてみました。お客様いわく、目の病気ではなく、パソコンをやっているときに画面が眩しくなるときがあるので、サングラスを上向き、下向きに切り替えて使っているとのことでした。
デスプレイの明るさ調節はキーボードにもあるし、設定も簡単なので「えっ!こんなことが、あるの!」と思ってしまいました。
さっそくサポートついでに画面調節もしてあげて、大変よろこばれました。画面の明るさ設定なんて言わずもがなで簡単なことだけど、知らなかったのか、ただ使っていなかったのか分からないけど、高齢者ユーザに良くある、あるあるの話でした。
Windows10で明るさ調整は簡単です。
タスクバーの左隅にある「スタート」から「設定」を開き「システム」から「ディスプレイ」を選び、右にある明るさと色「内蔵ディスプレイの明るさを調整する」スライダーで調節します。
設定のシステムをクリック
もっと簡単なのは、デスクトップのタスクバー右隅にある「通知」をクリック。表示されたアクションセンターにある、明るさ調節スライダーで調節します。
これならば、こまめに環境にあった明るさがすぐに選べてとても便利です。
ディスプレイの色を暖色系にする
パソコンをやると夜寝付きが悪い人にお勧め項目です。
「システム」から「ディスプレイ」を選び、右にある「夜間モードの設定」をクリック。開いた夜間モードの設定から「今すぐに有効にする」をクリックし、その下にある強さスライダーで色味を調整します。強くすると暖色がまして赤くなっていきます。高齢者は早寝早起きが原則ですが、やむなく夜間にパソコン作業をするときには、パソコン画面全体を暖色系にすると安らかな眠りが得られるようになるそうです。
Windows10のダークモード設定
白内障になりかけている高齢者ユーザーにお勧めの設定項目です。
こちらも「設定」から「個人用設定」を開いて、左メニューの「色」を選んでから、右の「色を選択する」でダークを選びます。明るい白色を見ると眩しくなってきている人はダークモードをぜひ!お試しください。